先日5月5日、福岡県の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が、世界文化遺産登録が勧告され、とても話題になっています。
このニュースの直後、「沖ノ島にどこまで近づけるの?」「女性は沖ノ島に行けないの?」と、観光に関心を寄せる声が大きくなっていますね。
実際、どこまで近づけるのでしょうか?
ただ、宗像大社側は、少し困惑気味のようです。
しかも、昨年は沖ノ島に防犯カメラを2個設置したとか、なぜでしょうか?
沖ノ島に近づけるのは2キロルールで合意か?
世界遺産に登録という運動をしてから本格的に、宗像大社には旅行会社からかなりの問い合わせがあるようです。
「観光コース」にしたい!というところなのでしょう。
気持ちはわかりますけどね。。。
福岡県と宗像市、宗像大社、漁業者は昨年末からこの問題を協議して、沖ノ島への接近は
島の2キロ外側からの「洋上参拝」を許可制とすることでほぼ合意したようです。
ただ。。。どこが許可をするのかがまだ決まっていないとか。
まあ、「ほぼ」なのでまだ決定では無いでしょうけど、「世界遺産登録か?」と、話題性がありますから、地元としても「観光」という考え方は悪くは無いのかもしれませんし、旅行したい日本人、外国人は多くいるでしょうね。
沖ノ島が大事に守られた意味を忘れてはいけない!!!
ただ。。。
本当に忘れてはいけない大事な事は「沖ノ島」は「信仰の地」だという事です!
「沖ノ島」は「観光地」では無いです!
それに今回、なぜ世界遺産登録に地元の方々が頑張って、国と一丸となって頑張ってきたのかを冷静に考える必要があります!
また、沖ノ島信仰を守ってきた地元の漁師にとっては、島周辺は貴重な漁場でもありです。
既に接岸している船があった! 無断上陸を絶対に許すな!
非常に残念なことですが、既に、普段は一般立ち入り禁止のこの沖ノ島に行く人が既にいるという事実。
釣り人を運ぶ遊漁船だけでなく、ダイバーを乗せた船が「接岸」されていた事があったそうです。
一応、無断上陸を監視するために防犯カメラを2台沖ノ島に設置しているとの事ですが、この沖ノ島は宗像大社の私有地のため、2キロ以内に入ってきた時の取り締まりの法律や条例がないとの事!
モラルを大切にしないと!
というか、海外の方にもその辺りを理解してもらう必要があると共に、取り締まりなどの法整備が必要だと思います。
さて最後に、今日も大きく深呼吸してリラックスを!