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宇多田ヒカルさんの新曲「 Mine or Yours 」がかなり話題になっている。
キッカケは共産党が「選択的夫婦別姓制度」を彼女が後押ししているとして歓喜したから。
物議を醸している歌詞の一部がこちら。
「令和何年になったら夫婦別姓はOKになるんだろう?」
ー宇多田ヒカル「Mine or Yours」の歌詞のより一部抜粋
ただ、後半はこのような歌詞になっている。
自由になれれば、なれるほど、不自由だってどうして誰も僕らに教えてくれなかったの?
ー宇多田ヒカル「Mine or Yours」の歌詞のより一部抜粋
そのため、最後まで聴けば「選択的夫婦別姓制度」に反対なんだ、という意見も。
私は「選択的夫婦別姓制度」には大反対の立場。タイトルにもあるように推進派の本来の目的は「女性開放」「不便さの解消」問題では無いから。
前提として、アーティストが政治発言するのは大いに結構で、むしろドンドンして欲しい。
もちろん意見や思想的が違っても。
有名人が政治的発言をしにくい日本。。。海外アーティストの多くは発言している。
「平和ボケ」ではなく「幼稚」になってるのでは?
影響力のある人が発言したり、自分の作品に思いを反映させることで、ある種の「ショック療法」として政治に興味を持つことができるならいいかな。まあ「本質」に気が付かないとダメだけど。
選択的夫婦別姓制度って。。。ほぼ不便さは解消済み。知ってた?
昔は女性が結婚して姓が変わることで名刺を変えたり、取引先に名前が変わったことを伝えるなど色々と確かに面倒だったと思う。
けれど、現在、旧姓(通称)使用はかなりの範囲で認められている事を知っているだろうか?
実際、自民党の高市早苗議員が頑張り1,142の公的手続きなどを含む多くの場面で旧姓(通称)使用を可能にしている。今年2024年4月からは不動産登記も旧姓(通称)併記で可能な時代になっている。
調べないと知らなかったわ。。。
「 旧姓(通称)の併記」が可能になって不便解消を知ろう!
例えば、私が結婚して「田中」から「鈴木」に姓が変わったとする。
そしたら「マイナンバーカード」「パスポート」「不動産登記」「住民用」などに・・・
「鈴木(田中)」
と併記できるようになっているという事。
最も本人確認ができる書類にだってこのように「旧姓(通称)」が併記可能なのだから、何が不便なの?
「ABEMA Prime TV」では「【選択的夫婦別姓】なぜ反対?家族の一体感?事実婚が増えている?旧姓の通称使用は?戸籍制度を揺るがす?】と題して、憲法学者でこの問題に詳しい八木秀次氏が説明している。
八木氏が指摘しているのは「ご尤も!」という内容。
銀行などでまだ「旧姓」「通称」で口座が作れない、などがあるなら、それは経団連などが銀行協会など民間団体・企業に出来るように働き掛ければいいだけ、何故なら可能なのだから。 (要約)
ー 八木秀次氏の発言より(ABEMA Prime)出演
経団連 「追い付いていないところがあった」と釈明
経団連の2024年6月の提言を受けて、経団連の永井浩二副会長(野村ホールディングス会長)が3月6日に自民党本部で開かれた「氏制度のあり方に関する検討ワーキングチーム」の会合に出席。
そこで、経団連が指摘した問題についてほぼ解決済みである事を指摘され、「追い付いていないところがあった」と釈明していたらしい。
あり得ないのが、「旧姓(通称)で銀行口座やクレジットカードが使えない」という問題については、令和4年3月時点で、7割の銀行で旧姓(通称)名義で口座開設が可能だったという事。
「クレジットカード」は大手5社のうち、旧姓(通称)使用が可能となっているのは1社だけらしけど、法整備としては整っているのだからクレジットカード会社が慎重なだけでしょう?
「不動産登記」についても提言公表より前の令和6年4月以降、既に旧姓(通称)併記が可能。
「研究者による論文発表時や特許取得」に関しては令和3年10月以降は旧姓(通称)併記で全てクリア。
「パスポート」についても、ICチップには旧姓(通称)情報は入っていないけれど、令和3年4月以降、パスポートに旧姓(通称)を併記して海外での入出国時のトラブル報告は無いとの事。
もちろん100%では無い。でも八木秀次氏が言っているように出来るようになっているのだから、あとは民間企業の問題だし、セキュリティの問題で旧姓(通称)併記をOKにしない、莫大なお金がかかるからしない、という企業もあっても良いのでは? 義務じゃないのだから。それは企業それぞれの考え。
嫌なら、クレジットカードや銀行口座の問題くらいなら別の会社や銀行のサービスを受ければいいだけ。
そもそも提言をまとめる時に、経団連が数年前から問題が解消されている事を知らなかった?
そんな事は信じられない。 何か意図を持っていると考えるのが普通だと思う。
会合に出席した青山繁晴参院議員は3日、記者団に「経団連には調査機能もあり『追い付いていない』はあり得ない。バイアスがかかっていると見るべきだ」と指摘
ー産経新聞(2025/4/3の記事より)
本当にそうだと思う。
「経団連」が青山繁晴参議院議員が指摘しているように、企業の最新状況・最新情報を得られないわけがない。
背後にある“中国の影” 最終目的は皇室解体
ではなぜ経団連はそんな誤った情報を元に制度変更を求め続けていたのか?
評論家の竹田恒泰氏は、常々下記のように言っている。
現在の経団連や立憲民主党、共産党、れいわ新選組などの左派は本当の目的は「選択的夫婦別姓制度」を入り口にして戸籍制度を無くし、皇室解体するという事。経団連は常に中国寄りの立場を取っている。中国、韓国の圧力があるのでは?
実は、この考えと同じ国会議員や評論家はいる。
なぜ「選択的夫婦別姓制度」が「皇室解体」なるのか?
それは、日本固有の戸籍制度がそのまま「皇室」のあり方に直結するから。
実際、最近は封印しているらしいけど、3年前の参院選の演説で枝野議員が以下のように演説していたと足立康史氏が自身のyoutubeチャンネルで言っている。
3年前の参院選の演説で枝野さんが皇室の女系天皇の話と繋げて選択的夫婦別姓制度の話をしていた。けれど、これに僕もボコボコに言った。。。やっぱりそうなのか。。。。と。
ーあだチャン 足立康史チャンネル「竹田恒泰と語る「選択的夫婦別姓 と 旧姓使用」
元々、皇室に対して反発している議員が多くいる立憲民主党、そして存続さえ否定する共産党などが推進している「選択的夫婦別姓制度」はこの発言からも分かるように最終的には「皇室を解体したい」という考えがある事がよくわかる。
しかも、この制度はモロに中国・韓国の戸籍制度に似ている。
女系天皇を容認するよう推進している左派。
女(性)天皇ではなく、女(系)天皇もOKとなれば「万世一系」の皇室は崩れていく、これを中国・韓国も望んでいるからこそ、中国寄りの発言を繰り返す経団連は表面では「旧姓(通称)が使えないので不便だ」とジェンダー問題、不便問題とし、中国・韓国の思惑を推進していると考えられている。
「強制的親子別姓制度」だという事を知る必要がある
立憲民主党案は「選択的夫婦別姓制度」では夫婦の姓が別になるだけでなく、子供達もどちらか一方の姓を選択しなくてはいけないために家族間で別々の姓となる。
要は「強制的親子別姓制度」と言っても過言ではない。
しかも婚姻時に子供の姓を決めること!また、夫婦間で子供の姓が決まらないなら家庭裁判所で決めてもらうよう立憲民主党は言っている。しかし、この基準が全くないとの事。
子供の姓はどちらか一方の姓にすると決められているため、兄弟姉妹間は同じ姓になるとの事。
婚姻時に子供の姓を決める。。。
もちろん、今でも結婚して大体は夫の姓を名乗るから子供は生まれた時から夫の姓であり「婚姻時に子供の姓を決める」と変わらないのでは?」と思うかもしれないけど、そうだろうか?
子供が大きくなった時、「選択的」なのだから「何故、父の姓を選んだ?僕は母方の姓が良かった」と言われることもあるのでは? もちろんその逆も。家族が不仲な場合、もっと悪影響ありそう。
要は「選択」出来るのだから「何故?」という今まで考えなくても良かった思いを子供に背負わせるのでは? 所謂、「自由の不自由さ」子供のメンタリティに後々影響を与えるのでは?
「選択」なのだから、「何故、父の姓じゃなかった? 母の姓じゃなかった?」という思いをさせるこの案は本当に日本に必要?
中国・韓国と同じ制度にする必要ある?
女性は解放されるのか?
これ、もし子供に夫の姓を名乗らせると決めたら妻は結婚しても旧姓のままで、結局女性が結婚後は「疎外感」を感じるのでは?
これで女性は「ああ、私って結婚しても旧姓(通称)のままで自立してる感じがあるわ〜。解放されてるわ〜。子供と違う姓でも全然平気」と思うのだろうか?
日本人のメンタリティ的に合わないと思う。
皇室の存在が意味するもの
また、共産党は機関紙で「離婚は男性支配から逃れるための女性解放なんだ」と言っているらしい。
そんな左派が推進している「選択夫婦別姓制度」は、やはりゆくゆくは家族間をバラバラにし、中国韓国でもある戸籍制度を無くし、皇室も同じ制度を用いていくように働きかけるのは目に見えている。
時間をかけてゆっくりと、ゆっくりと。。。
あたかも女性皇族の人権を擁護しているように見せかけ、ご結婚後も皇室というお立場のままにする事で、男性を皇室の人間として迎え、いつの日かこの男性が天皇になれば「万世一系」ではなくなる。
皇室は国民の象徴であり、2000年以上も続く万世一系は世界に誇れる独自の文化。
国民に対し搾取してきた歴史があるわけではないのに、わざわざ国民自らこの皇室の在り方を壊し、手放すのは愚かとしか言いようがない。
よく「皇室の事を普段考えたことも無いし、身近に感じたことも無い」という人がいるけれど、それは逆に言えば、諸外国にある「王室や上流階級に対して歴史を考えると反感を覚える」のような感情すら無いのだから良いのでは?と思う。
そして、いざ災害があった際、何か行事があった際に国民に寄り添われる姿があり、普段身近に感じなかった存在に有難みを感じる。そんな存在。これは最も理想では?
立憲民主党の辻元清美議員は以前より皇室について嫌悪感を覚えるなどの発言をしたり、それを若気の至りと反省するも、やはりその後の著書でも憲法で天皇についての部分は削除を希望している。。。
憲法にあれば尊重するけれど、無ければ尊重しないという事?
とにかく彼女などは意気揚々として「選択夫婦別姓制度」の導入を図る民法改正案を国会に提出した。
とにかく、日本の国柄を変えるような左派の案は本当にあり得ない。
宇多田ヒカルさんの発言を受けて考えるべきこと
今回、宇多田ヒカルさんの今回の新曲の歌詞を巡る騒動。。。
これを機に「選択的夫婦別姓」について真剣に考える必要があるし、そのキッカケになってくれたらと思う。もちろん、本質を見抜きながら。
私は彼女は「選択的夫婦別姓制度」は反対なのでは?と考えれば考えるほど思うのだけど。。。
時系列で歌っていて、「令和でまだこの話しているの?」→「味付け次第でなんとかなるよ(これは、旧姓(通称)の使用拡大すればいいだけでは?と)」→「自由になれればなるほど不自由になる(これは戸籍までいじったら不便、不自由になるよ、と)」
違うかな。。。
まあマスメディアは推進する方の意見を持ち上げたり報道をする方が多いので、まずは反対派の意見を知って欲しい。
その他のおすすめチャンネル
・弁護士北村晴男チャンネル
・田村淳のセカンドライフch
皇室について詳しく知りたい方はこの本を読んでみて↓↓
なぜ女系天皇で日本が滅ぶのか
怨霊になった天皇
*Top画像はFAST TAKEより。