ペンタトニックスのアヴィが脱退!絶頂期の脱退理由に納得する。

現在、ジャパンツアーを敢行中のアメリカのアカペラグループ「ペンタトニックス」

そのペンタトニックスで、ヴォーカル・ベース担当のアヴィ・カプランが、2017年5月12日にペンタトニックのオフィシャルフェイスブックにて、グループを脱退すると公式発表し、ファンを驚かせています。

絶頂期でのペンタトニック脱退。 ファンにはショックだと思いますが。。。

でも、その理由に私個人はとても納得するのです。。。皆さんは?

ペンタトニックってどんなグループ?

3年連続でグラミー賞に輝き、動画総再生23億回、アカペラ・グループとして史上初の全米初登場1位を獲得した“声”だけで人々を魅了する奇跡の5人組=ペンタトニックス。

凄いです。

幼馴染のスコット・ホーイングミッチ・グラッシ、紅一点のカースティン・マルドナードの3人が、高校時代にアカペラトリオを結成し、レディー・ガガの「テレフォン」をカバーしたYouTubeが30万回再生されて話題になったことが全ての始まり。

その後、友人を通じて新たにアヴィ・カプランが加入。

そして、チェロをプレイしながらヒューマン・ビートボックスをするケヴィン・オルソラのYoutube動画を見て、新たなメンバーを探していたスコットがコンタクトをとり、5人メンバーに。

これが、ペンタトニックの始まりです。

しかも、2011年のNBCのアカペラオーディション番組「The Sing Off」に出演する、たった24時間前にメンバーが正式に顔を合わせたとか。。。

それでも、この素晴らしいハーモニーが奏でられるなんて素晴らしいですよね〜。

2013年にはダフト・パンクの楽曲をメドレーしたYoutubeが2億回も再生され、人気とその実力を世界に知らしめました。

日本には、これまでにも何度も来日しており、メンバー曰く。。。

世界で一番日本が大好き!

と、かなりの親日家たち。。。。本当に嬉しいです!

今回のアヴィ・カプランの脱退理由は?

アヴィ・カプランの脱退理由はズバリ。。。

友人と家族との時間を大切にしたいから。。。

この一言に尽きるようです。

ペンタトニックの公式フェイスブックでは、ファンに脱退の理由や、これまでのファンへの感謝などを語っています。

涙ぐむ場面も。。。

僕たちがここまで成功できた理由の一つは、僕たちは本当に早いペースで動き続けたからです。ペンタトニックスとして活動する中で、そのめまぐるしいペースが僕にとってはとても苦しいものでした。必要な時に家族や友達に会えないのはとてもつらかったんです。

 アヴィだけじゃない!
人気絶頂期に悩むアーティストは多い。

今回のブログのタイトルに「納得する」と加えました。

ミュージシャンや、ダンサー、モデル、俳優など、有名になることを夢見て日々頑張っている人からすれば、このアヴィのペンタトニックからの脱退は、ファンだけでなく、「今、何故?」ということだと思います。

  • 絶頂期にもったいない!!
  • 今が、一番いい時なのに、よく脱退できるな〜。勇気があると思う。
  • 本当はメンバー間のいざこざ?

と、「家族&友人との時間」と言われても、そんなの電話やSNSでコミュニケーションを常にとってればいいのに。。。。

という声も聞こえそうです。

ただ、本当にワールドワイドに活躍するようになると日本よりも、かなりシビアな海外のショウビジネス事情。

有名なミュージシャン達も「ツアーにはうんざり」とか、「アメリカ以外ではツアーはしたくない」など結構な率で所属事務所側に言っているエピソードは数多くあります。

やはり、これも根本的な理由は「時間」です。(お金もありますが。。。)

先にも書いたように、海外のショウビジネスの世界は本当にシビアで、売れないミュージシャンはバシバシ切ります。

そして、売れている時期にはどんどんツアーを入れますし、ワールドワイドなので、そのツアーは世界規模です。

どれだけ長い間、ツアーに出ないといけないのでしょうか?

想像してみてください。

アメリカのミュージシャンだとすると、アメリカ国内だけでもアメリカを横断して、数多くツアーを回らないと、アメリカ中のファンに応えられません。

それにプラスアルファ、海外にツアーに出かけるのです。

キャーキャー言われて羨ましい!という声もあるでしょうが、タフじゃないと出来ないと思いますよ。

最初だけ、その「キャーキャー」に酔いしれますが、すぐに「プライベートな時間」を考える時がやって来ます。

有名になる代償は、想像以上です。

そしてその結果、家族を持っているミュージシャンの場合、家族関係が壊れたりするケースが結構多く、その辺りは映画になっているものが数多くあります。

「愛する人達とすれ違う」という事は思っている以上に精神的に負担になります。

アヴィが語っているように、「必要な時にお互いが目の前に居ない」からです。

ペンタトニックスの残されたメンバーも、非常に落胆しているでしょう。。。
一緒に頑張ってきた仲間です。

でも、アヴィの精神的な苦痛を考えたら納得せざるを得ないのだったと思います。

今後のツアーはアヴィは参加するの?

既に組み込まれているツアーにはアヴィ・カプランは全て参加するとの事です。

日本では、ジャパンツアーの最初の地、福岡講演が終わり、本日5月27日の東京国際フォーラムでのパフォーマンス。

そして、それ以降は以下の通りです。

  • 名古屋 5月29日(月) 名古屋国際会議場センチュリーホール
    OPEN 18:00/ START 19:00
    TICKET 指定席¥9,000-(税込)/ ステージフロントシート¥15,000-(税込)
    一般プレイガイド発売日 4/22(土) INFO キョードー東海 052-972-7466
  • 大阪 5月30日(火) フェスティバルホール
    OPEN 18:00/ START 19:00
    TICKET 指定席¥9,000-(税込)/ ステージフロントシート¥15,000-(税込)
    一般プレイガイド発売日 4/22(土) INFO キョードーインフォメーション 0570-200-888
  • 東京 5月31日(水) 東京国際フォーラム ホールA
    OPEN 18:00/ START 19:00
    TICKET 指定席¥9,000-(税込)/ ステージフロントシート¥15,000-(税込)
    一般プレイガイド発売日 4/22(土) INFO クリエイティブマン 03-3499-6669

この後、アメリカでも7月よりツアーがあるようで、もちろんアヴィは参加します。

新曲 Can’t Help Falling In Love をどうぞ。

この曲は、エルヴィス・プレスリーが歌い、全米1位にはならなかったものの、エルヴィスの代表作となり、スタンダードナンバーとして、様々なミュージシャンによるカヴァーがあります。

ペンタトニックスのカヴァーはどんなハーモニーを奏でてくれるのでしょうか?

※ ペンタトニックス(pentatonix)オフィシャルミュージックビデオ

相変わらず、素敵ですね。。。。

因みに、この曲の元ネタはフランスの「Plaisir d’Amour」(愛の喜び)です。

とにかく、アヴィが居なくなるのは寂しいですが、アヴィは今後も音楽活動を続けるようですから、ファンは彼の新たな門出を祝福し、応援しましょう!

そして当然ですが、アヴィが抜けたペンタトニックスも!
さて、今回の記事はいかがでしたか?

最後に、今日も大きく深呼吸してリラックスを!

※ Top画像はペンタトニックス オフィシャルフェイスブックより。

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