かなり前になりますが、友人が映画「LOGAN(ローガン)」の試写会が当たったと言う事で、観に行きました。
正直、なんの予備知識もなく、アメリカンコミックの「X-MEN」からのスピンオフ映画でしょ? よくわからいけれど、ヒュー・ジャックマンが好きだから観よう!くらいの感覚でしたから、実際に観てビックリしました!
そして、ツッコミどころ満載でした!
映画 LOGAN(ローガン)とは?
映画.comによると。。。
「X-MEN」シリーズを代表するキャラクターで、ヒュー・ジャックマンが演じるウルヴァリン/ローガンを主役に描く「ウルヴァリン」シリーズ第3作。不死身の治癒能力が失われつつあるウルヴァリンことローガンが、絶滅の危機にあるミュータントの希望となる少女を守るため、命をかけた壮絶な最後の戦いに身を投じる様を描く。ミュータントの大半が死滅した2029年。長年の激闘で疲弊し、生きる目的も失ったローガンは、アメリカとメキシコの国境付近で雇われリムジン運転手として働き、老衰したプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアを匿いながら、ひっそりと暮らしていた。そんなある日、ローガンの前にガブリエラと名乗る女性が現れ、ローラという謎めいた少女をノースダコタまで連れて行ってほしいと頼む。組織に追われているローラを図らずも保護することになったローガンは、チャールズを伴い3人で逃避行を繰り広げることになるのだが……。監督は、シリーズ前作「ウルヴァリン:SAMURAI」も手がけたジェームズ・マンゴールド。プロフェッサーX役のパトリック・スチュワート、物語の鍵を握る少女ローラ役の新星ダフネ・キーンが共演。
映画.comより。
この「ローガン」の主人公「ウルヴァリン」ですが、マーベル・コミックの架空のスーパーヒーローで、「X-MEN」や、「ニューアベンジャーズ」で活躍するヒーローの一人。
そして、本名は「ジェームズ・ハウレット」ですが、記憶喪失になった時には「LOGAN ローガン」とニックネームで呼ばれるミュータント。
彼は、動物的な鋭い感覚と反射能力、そしてどんな怪我からも回復することができる治癒能力(ヒーリング・ファクター)を持っているヒーロー。
でも、この3作目では、その「治癒能力(ヒーリング・ファクター)」が失われてきたと言う設定。
ここから少しネタバレです。↓↓↓
「LOGAN ローガン」は、かなりバイオレンスでビックリした
ストーリーは、ギャングに絡まれたところからスタート。
アメコミだと思ってなんの前情報も無い私ですから、ちょっと喧嘩して、殴る蹴るくらいかな?と思ったら違った。。。
ウルヴァリンのあの「爪」ですよ。。。
あの「爪」で引っ掻かれた時のイタさ、エグさを想像してください!
何がすごいって、その「効果音」。。。もう。。。「グシャッ」とかいう音がリアルに使われいて、目を背けたシーンも多々。
で、ギャング達は既に息絶えてた。。。
もう衝撃でした。
「え? かなりバイオレンス!」と。
映画の80%くらいは結構、こんな感じです。
私だけの印象かもしれませんが。。。
また、このローラがこれまたビックリするほど凶暴で、登場して「あることをする」のですが、また「え? ウソ!」と想像を超えてて、会場も結構「?!」と言う雰囲気でした。
まあ、予備知識のある型は「そりゃ、ミュータントだし」と思うのでしょうが。。。
とにかく、ローガンはひっそりと暮らすつもりで過ごしているのに、このローラが現れた理由である、影で子供達がひどい事をされている事を知るにつけ、「関わらない」と意固地担っていたウルヴァリンもほっとけなくなるわけですが。。。
悪の手から逃げる間も、残酷で悲しいストーリーが入ってます。
なので、全編を通し「すごい。。。アメリカンコミックのちょっとした軽さなんて全く無い!! 戦争映画よりグロテスクでバイオレンスよね?」と友人と話したくらいです。
「スリル」とも違います。エグイので。
そう言う感じですから、ある意味「退屈」なんてありえません!
「目を覆う」か、「固唾を飲んで観入るか」です。
私の隣の男性も少しビクっとしてました。
ちょっと、ツッコミどころ満載だった。
うーん。
やっぱり「アメリカ映画」だな〜と思うのは、終始「バイオレンス」で、グイグイと観客を引き付けるのですが、いくつかツッコミどころがあり。。。
「???」
という箇所が。
- ある場所へ逃げるのが目的だったけれど、そこへ行かずに終わった。
- あるシーンで子供達が逃げ果せた場所があったけど、「え?さっきまでの大人は?一緒に逃げてきたんじゃ無いの?」
- 子供達全員がミュータントなんだから、最初からそのパワー使ったら?
特に、3つ目は、後半ずっとそう思いながら観て、終わった後、友人も同じ事を言ってましたね。
まあ難しく考えないで観ないとダメなのかも???
それに描きたい事、そう「テーマ」は別にあるから、こういう細かい事は関係無いのかも。。。
でも、特に3つ目は同じように思う方はいると思います。
ちょっと感動したのは、最後の最後。
いや、意外とハードな映画でした。。。
ヒュー・ジャックマンが語る「LOGAN ローガン」
やっぱり。。。
今回は、全く違うものにして、観客を驚かせたかったようです。
他のシリーズを観てい無いので、なんとも言えませんが「かなり、今作はリアリティーを持って描きたく、ローガンの内面を描きたかった」とのこと。
この「リアリティ」とか「観客を驚かせたかった」というところに、この「想像もしていなかったリアリティ。。。。即ちバイオレンス」があったのかな?と。
この、目的に達成した後は、ウルヴァリンを卒業する事に全く迷いは無かったようです。
SNSでこの事を発表する時は、マネージャーに何度も「本当にいいの?」と聞かれたとか。
「今はワクワクしていて、舞台や、自分た挑戦したい、納得できるような作品を選んでいきたい」
と、楽しそうにインタビューに応えてます。
これからのヒュー・ジャックマンの演技に期待です!
まだまだ公開中! 是非観に行ってください!
さて、今回の記事はいかがでしたか?
では最後に、今日も大きく深呼吸してリラックスを!