2017年5月31日(日本時間午後1時頃)、アフガニスタンの首都カブールで、自爆テロがあり、これまでに少なくとも80人が死亡。 日本大使館職員が残念ながら2名が怪我されたそうですが、命に別条は無いようです。
また、320名以上が負傷下とのこと。
今回のアフガニスタンでの自爆テロの場所は?
爆発があったのは、首都カブール。
日本大使館やドイツ大使館など各国の大使館が立ち並ぶ人通りの多い場所。
内務省によると、ザンバク広場で、爆発物を積んだ車両を自爆犯が起爆し、50台以上の車両が、損壊もしくは損傷したようです。
この爆発で、現場から数百メートル離れた場所でも商店のガラスが割れたり、街路樹が折れたりし、パニックに陥った人々が、避難したり、家族の安否を確認する姿があちこちでみられたそうです。
実は、この地区は政府の重要な機関が集まっていてるために、普段より厳重な警備がしかれ、一般の人の立ち入りは厳しく制限されている地区。
ですから、一般的には「この地区は安全」という認識だったようです。
そのため、この地区でのこういったテロなどは考えられない。。。とのこと。
今回は、この厳重な警備をも欺いた事になります。
その他の日本大使館職員と、在留日本人は無事か?
先ほども書いたように、日本大使館の職員2名が負傷しましたが、今のところ、それ以上の情報が無いようですが、無事なのでは無いでしょうか?
また、外務省が現地の日本大使館と連絡をとった結果、アフガニスタンに在留の日本人全員の無事を確認したようです。。。
良かった。。。
またISなのか?
今のところ、犯行声明は無いようです。。。
タリバンはツイッター上で関与を否定していて、今回の攻撃を「強く非難」すると投稿しています。
2017年5月3日にも、ここカブールでNATO軍の車列を標的にしたテロがあり、8人亡くなっています。
このテロはIS(イスラム過激派(イスラム国)」が犯行を認めています。
今回のもそうでは無いでしょうか???
アフガニスタンでは、今月27日からイスラム教徒にとって神聖な断食月ラマダンが始まったばかりです。
このため、治安当局は人々の信仰心が高まるラマダンの時期を狙って過激派がテロを起こしたのだと思います。
これから、イスラム圏に出かけられる方は6月下旬までラマダンですから、気をつけてください!
※ Top画像は産経新聞より。