アメリカで有名コメディアンヌ、キャシー・グリフィンが、血だらけのトランプ大統領の首人形を手にして、トランプ大統領を揶揄した事を、「やり過ぎた」と謝罪の会見を開きました。。。 涙ぐむ場面も。
が。。。謝罪だけでは無かったようです。。。
キャシー・グリフィンの謝罪内容
彼女が語ったのは。。。
- 自分のやった事はおおきな間違いだった事は認める。
- 個人的に思うのは、大統領や、大統領夫人、そして大人になった彼らの子供から、個人的に攻撃されて、破滅に追い込まれている。
- 彼は、私を潰しました。。。
- これからも大統領をバカにします。これから、もっと!
うーん。
謝罪というか。。。 まあ、行き過ぎた事は認めてるみたいですね。
ただ。。。「表現の自由の難しさ」を痛感します。
私はこういうのは最低な表現の仕方で、限度があると思いますけどね。
という事で、やはり、擁護者が出て来ました。
キャシー・グリフィンを擁護する有名人たち
まず、今回の騒動で、キャシー・グリフィンを擁護した7人を紹介します。
- Al Franken
(ミソネタ出身の上院議員。1970年代からサタデー・ナイト・ライブのライター兼出演者として活躍した時期もあり、リベラルであり、保守的な政治家を皮肉る発言多数で訴訟沙汰になった事も) - Jim Carrey
(コメディアンであり俳優。アウン=サン=スーチーを支持し、ミャンマーの民主化支援) - Jamie Foxx
(ピアノは相当の腕前!コメディアンからキャリアスタートし、俳優としても活躍) - Larry King
(CNNで有名なブロードキャスター) - Mike Lawrence
(コメディアンライター。) - Rosie O’Donnell
(コメディアンヌであり、女優、司会者。) - Tyler Shields
(カメラマン。 今回話題になったキャシー・グリフィンの動画のカメラマン)
この7人が言っている共通の事は。。。
- コメディアンというのは、時には行き過ぎた表現をするもの。
- こう言った事で、CNNをクビになったりするのはおかしい。
確かに、先日の記事でも書きましたが、ミュージシャンなんかは特に権力を批判する歌を歌ったりしますし、辛辣な表現をしますし、表現の自由は認められるべきでしょうね。
ただ、このやり方はグロテスクだった。。。
トランプ大統領の息子、バロン君がこの映像をみて本当にトランプ大統領が亡くなったと思ったようですから。。。
ところで、CNNをクビになったのはトランプ大統領の長男、「ドナルド・トランプJr.」がCNNに電話をした事が原因なのでしょうか?
避難もかなり殺到したようですからね。。。
涙ぐむ場面もありましたが、彼女はでもタフですよ。
仕事も色々とキャンセルされたようですが、リベラル派から少しずつ擁護する声がこれからも上がると思いますし、仕事も復活すると思います。
「もっと大統領を批判する!」とあの会見で言ってますし、大丈夫だと思います。
いつか、この出来事を本にすると思います。
アメリカはすぐ暴露本を出す国という印象があります。個人的に。
共和党のジョン・オッソフ民主党候補のバッシングCMのネタにも。。。
共和党は、今回のキャシー・グリフィンの映像をそのまま、ジョージア州の選挙に出馬しているジョン・オッソフ民主党候補へのバッシングCMで使い、バッシングしてます。
この動画には「リベラル派はリベラルとはいうものの、こんなひどい事をしている!」という内容の映像も含まれています。
でもね。。。
さすがに影響力のある保守派の有名人でキャシー・グリフィンのような事をする人はいないようですが、一般の国民の共和党支持者は、オバマ前大統領に対して、ひどいバッシングをしてますね。。。
※ Kathy Griffinのツィッタ〜より。
どっちもどっち!
トランプ大統領支持者も、キャシー・グリフィンに対して「殺○予告」をするなど、最低です!
アメリカは選挙中はかなりのネガティブキャンペーンをするので有名ですし、選挙だけじゃなく、商品のCMでもライバル社をかなりバッシングする文化のある国ですから、お互い様の部分も本当にありますね。
とにかく、「表現の自由」という事で、ここまでするのなら、キャシー・グリフィンは仕事を失ってもいい!というくらいの覚悟をする必要があったと思います。
CNNはトランプ大統領に批判的でしたから、どんなに批判が殺到しても、まさかクビになるとは思っていなかったのかも。。。
最後にKathy Griffinの謝罪会見を。
※ abcNewsより。
さて、今回の記事はいかがでしょうか?
最後に、今日も大きく深呼吸してリラックスを!