2017年6月13日、アメリカのティラーソン米国務長官が、北朝鮮に拘束されたアメリカのバージニア大の学生オットー・ワームビア氏が解放されたと明らかにしました。
でも、何故、今回オットー・ワームビア氏は解放されたのでしょうか?
オットー・ワームビア氏は何故、人質として逮捕されたのか?
オットー・ワームビア氏は、2016年1月1日に北朝鮮で新年を迎える事ができる「ニューイヤーズツアー」に参加し、観光として北朝鮮へ行ったと言われています。
そして、このツアーの宿泊先だった、北朝鮮の「平壌(ピョンヤン)のホテル」で、ホテルの「従業員向けエリア」にあったある展示物を持ち出そうとしたとのこ。
この事が、北朝鮮に対する「敵対行為」を行ったと受け取られ、2016年1月に拘束され、2016年3月に北朝鮮に逮捕されました。
下された判決は?
オットー・ワームビアさんは、北朝鮮に対する「敵対行為」を行ったとして、北朝鮮の最高裁から「国家転覆陰謀罪」で15年の労働教化刑(懲役刑に相当)の判決を言い渡されました。
※動画はAPより。
オットー・ワームビアさんは、以下のようにと訴えました。
妹と弟が私を必要としています。 間違いを起こしました。
心から反省しています。許してください。
なぜ、このタイミングでオットーさんは解放された?
2017年6月13日より、アメリカのプロバスケットボールNBAのスター選手だった「デニス・ロッドマン」氏が北朝鮮の平壌に行っていますが、この事が今回の解放に影響があったかは不明。
もし、デニス・ロッドマン氏の訪朝がキッカケだったとしても、絶対にアメリカ政府は本当の事は言うわけありません。
何故なら、「手の内」を全世界に知らせてしまいますし、デニス・ロッドマン氏は今後も北朝鮮へ行く事があると思いますから、彼が訪朝する度に全世界から「今度は何と引き換えなのか?」と言う思惑でインタビューや取材をされる事はマイナスだからです。
既に、オットー・ワームビアさんは、帰国の途に就いたようです。
他にもアメリカ人が人質になっている!
今回、トランプ大統領の指示により、国務省が解放に向けて動いたわけですが、残り3人のアメリカ人が人質になっています。
- 韓国生まれで米国に帰化した62歳のキム・ドンチュル氏がスパイ罪で有罪となり、懲役10年の刑を言い渡されています。
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平壌科学技術大学で教師として働いていた韓国系米国人の大学教授「キム・サンドゥク」氏 通称は「トニー・キム」出そう。
- デービッド・スネドン氏は、中国に旅行中、北朝鮮の工作員に拉致された疑いがあります。
今回の事が、日本の拉致問題の打開に向けて、何かトランプ大統領から日本へ希望がある情報がもたらされたら。。。と思います。
さて、今回の記事はいかがでしたか?
では最後に、今日も大きく深呼吸してリラックスを!