アメリカのニュージャージー州の高校の卒業アルバムで生徒が着ていたシャツなどから、「トランプ」の文字が消されている事がわかりました。
幾ら何でも酷すぎます。
生徒に失礼です!
グラント・ベラルドさんが着ていたTシャツにはあるスローガンがありました。
「TRUMP MAKE AMERICA GREAT AGAIN!」
(トランプが再びアメリカを偉大にする!)
このスローガンがなんと、Tシャツから消されてしまったのです!
別の生徒の洋服からも「TRUMP」の文字が消されてます。
※ 画像はCNNより。
酷すぎます!
しかも、卒業アルバム。。。彼らの思い出のアルバムですよ。
いつから「TRUMP」の文字が消されたのか?
どうやら、撮影されたのは2016年11月。
この時には「TRUMP」という「スローガン」「ロゴ」共に消されてなかったようです。
ですが、今年2017年4月にアルバムが手元に渡されたら、消去されていたとのこと。
ご覧のように「デジタル処理」を施され、黒いTシャツになっていた。。。
それだけではなく、トランプ大統領の発言の一部を載せていたものも削除!
まあ、「お下品な発言の一部」だったら、まあ分からなくもないですが、一言生徒達に伝えるべきですよね?
生徒の保護者が説明を求める。
当たり前です。
保護者からは、「息子さんが初めて関心を持った選挙だったのに残念だ」というコメントが。。。
学校には、事実関係などを調査し、責任者を見つけ次第、処罰して欲しいと訴えているようです。
誰がこんな事を?
現在は調査中だそうです。
この高校のチェリル・ダイヤー校長は。。。
当校の規定では、生徒が自分の政治的立場を表明する事や、候補者を支持することは禁じておらず、生徒が政治に関わること、そして民主社会に参加する事を歓迎している。
と保護者宛に向けた手紙で、調査中であることと共に説明しています。
とにかく、学校側は、「写真の加工」に対して、校長を含め関与はしていないと取材に答えています。
これから、保護者たちは校長やアルバム担当者との面会を予定されているとの事で、どう展開するのか気になるところです。
表現の自由は? 生徒の思いは?
自由な国アメリカが聞いて呆れます。
まあ、私はアメリカが決して自由な国だとは思いませんが。。。
とにかく、普段「表現の自由は?」「権利は?」と声を上げる人々がいますが、本質論から言えば、トランプ反対派であっても、これはその「表現の自由」や「トランプを支持する権利」を奪っており、「やり過ぎだ!」と声を上げるべきですが?
彼ら、「子供」の思いはどうなるのでしょうか?
もちろん、よくわかりませんが、人種差別のような発言を彼らが普段、学校でしていたとすれば、それは問題です。
でも、CNNを含め、アメリカも結構捻じ曲げて報道するそうですが、マイケル・ムーア監督が立ち上げた「トランピークス」についての記事にも書きましたが、トランプ大統領を支持した人々は「白人至上主義」の人々という事ではなく、そして「人種差別者」でも無い人々です。(あ、もちろん、そういう人々もいるでしょうけど。。。。)
貧困層、中間層、そしてアメリカに移民し、きちんとアメリカの法律に従って暮らしている移民の人々、また黒人にもトランプ支持は多くいたのですよ。
日本でも、この辺りをきちんと報道している局は無かったですね。 そう、地上波で。
マイケル・ムーアの分析が正しいと思います。
もちろん、ヒラリー支持者や、サンダース支持者の子供達のTシャツから、「ヒラリー」「サンダース」といった文字が消える事件があったとしたら、同じこと!酷過ぎます。
とにかく、子供達の傷ついた気持ちを思うと辛いですね。
「行き過ぎた表現の自由」は個人的にNo!ですが、これは違うでしょう。
さて、今回の記事はいかがでしたか?
では最後に、今日も大きく深呼吸してリラックスを!
※ Top画面はCNNより。