韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は何故、親北派なのか? なぜ北朝鮮と統一したいのか?
トランプ大統領と会談しても、何故、北朝鮮への「対話路線」を崩さないのか?
この前、ニュース女子と言う番組をネットで見て、その答えがわかりました。
文在寅大統領とは? 改めてざっくりと。
ご両親は北朝鮮の「興南(フンナム)」出身で、1950年の朝鮮戦争中に、「共産主義になるにが嫌だ!」という事で、南に逃げてきたようです。
こういった家庭の背景が「親北派」になったと言われています。
その後、弁護士になり、故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領と共同事務所を設けて共に行動した事がその後の政界入りに繋がったらしいです。
また、2007年に故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領と金正日書記長とで「南北首脳会議」が開かれた際には、文在寅大統領は調整役をし、着々と政治の世界で力をつけて来たのです。
そして文在寅氏が韓国大統領となった今、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領ができなかった南北統一に向けて、本気で向き合おうとしていると言われているのです。
事実、文在寅大統領は5月10日の就任演説で次のように発言し、親北である事をアピール。
- 条件が整えば平壌に行く!
- 開城(ケソン)工業団地を再開し、北朝鮮と対話する!
ただし、開城工業団地を再開すれば、「経済制裁」の意味が薄れますからアメリカにとって、また「拉致問題」で北朝鮮との関係を常に考えなければいけない日本にとっても最悪のシナリオです。
文在寅大統領は、日本に対しどう行動したのか?
文在寅大統領ですが、大統領になる前には次のような行動をとっています。
- 2016年7月25日に竹島に上陸!
- 2017年1月には釜山に設置された慰安婦像にも訪れている!
大統領になってからの、「日韓合意」についての発言は「またか、やっぱりね。」と言う感じ。
文在寅大統領は就任の翌日に行われた日韓電話会議で日本側が「日韓合意」の履行を求めたのに対し、文在寅大統領の回答は次の通り。
「国民の大多数が受け入れられない。日本の法的責任、公式の謝罪が盛り込まれていない合意は無効。交渉をやり直す」
本当にどの大統領も、約束を守らない!
南北統一したい理由「韓国はできてはいけない国だった」??
番組で西岡力先生(拉致問題の専門家)が文在寅大統領の本をお読みになったとの事で、そこからわかった事をおっしゃってました。
ざっくり説明すると次の通り。
文在寅大統領は「大韓民国はできてはならない国だった」という歴史観。
文在寅大統領に言わせると。。。
- 大韓民国を創ったのは李承晩であり、彼は親日派をきちんと処分しなかった。
- 李承晩大統領が使った官僚や軍人や警察官は、みんな日本に協力した人間だった。
- それに対し、北朝鮮の金日成は親日派を徹底的に処分した。
- 故に、民族主義の正当性は「北に有り」。
首尾一貫して「親北」な理由がわかりますね。。。
まあ、ある意味「韓国人」「朝鮮人」と言う立場で考えたら、確かに元々同じ民族な訳だから、統一したい気持ちはわかりますし、文在寅大統領が南北統一をしたいのはよく解りました。
もし、統一したら面積だって大きくなるわけですし、国としてはいいかもしれません。
また、一緒に出演されていた藤井厳喜氏も次のようにおっしゃってました。
この人(文在寅大統領)は首尾一貫して親北なんですよ。
とにかく、親北朝鮮・親中・反日・反米で、李承晩って言っても、後押ししたのはアメリカで、(韓国は)アメリカが創った国、けしからん! それを途中から日本が支えたんだからもっと悪い。
こう言う信念を持った大統領。
ふーん。。。
先ほど書いたように、一応理解は出来るけれど結局は、文在寅大統領の「信念」?は、当時、そもそも自分達の国がお粗末だった事を省みず、相手のせいにしてますよね。。。
当時の日本がした事は彼らかしたら「お節介」だったかもしれませんが、「ハングル文字」を教え、「小学校、大学などの学校」を多く造った、衛生的な事もやった。。。と言う事実が有りますから、ここまで言われる筋合いは無いのでは? と。
感謝しろとは言いませんが、日本人による搾取や、略奪などが異常に横行してた訳ではないですし、そもそも日本は朝鮮に行って統治をしたいと思っていたわけでは無いのが事実。
もちろん、どんなにきちんと統治していたとしても、他国の民族が来て色々とその国を運営していくのは、「感情」の部分では複雑だったと言うのも理解できます。
朝鮮人が、朝鮮として国をしっかりと自分達できちんと統治していたら、こんな事にはならなかったと思います。
その事実を韓国の人々は知っているのでしょうか?
日本もとんだトバッチリを受けていると思いますが。
でもまあ、とにかく文在寅大統領の「信念」とやら、なぜ親北なのかは解りましたね。