AFPBB Newsによると、フランスで2017年5月20日に、「魚を苦しめないで」と「菜食主義者団体(ビーガン・アンパクト Vegan Impact)」がデモを行ったようです。
写真にあるように、青いペイントを体に施し、サンミシェルの噴水の前で地面に横たわり、抗議。
うーん。
ヴィーガニズムとは? ベジタリアンと何が違う?
私は、このニュースを読んだとき、フッと「菜食主義者団体(ヴィーガン・アンパクト)」と書いている事に疑問を持ちました。
菜食主義者って「ベジタリアン」じゃなくて?と。
色々とそこで調べてみましたが。。。
この違いは、私なりに要約すると。。。
ベジタリアンは、動物性のものを食べない方々。
それを、単に「健康」のため、という事ではなく更に、「倫理的」に考える事に重きを置き、「動物の苦しみに気がつき、卵や乳製品さえも一切摂らないという人々を「ヴィーガン」という。
なるほど〜。
「健康を考慮して動物性のものを食べない」という自分達人間の事しか考えないという事ではなく、もっと「動物達の存在そのもの」を考え、一切の動物性のものを食さない考えに基づいたものなのですね。。。
あの、マハトマ・ガンジーもヴィーガンについてスピーチ
「健康上の理由から菜食を実践することは、一番ひどい方法です。病苦など、つまり単純に健康上の理由から菜食主義を実践する人はたいてい失敗することにわたしは気づきました。菜食主義を貫くには、倫理的な原理が必要なのです。」
マハトマ・ガンジー。
ヴィーガニズムにも色々ある!
wikipediaによると、このヴィーガニズムにも色々なグループがあるようです。
- エシカル・ヴィーガニズム
動物の商品化を否定し、あらゆる目的での動物製品の使用を拒否する。 - ダイエタリー・ヴィーガニズム
(純菜食主義) は食事から動物製品を排除するだけにとどまる。 - エンバイロメンタル・ヴィーガニズム
畜産業が環境を害しており、持続可能でないということを理由として動物製品の使用を拒否している。
どうやら、「蜂蜜」を摂取するか、しないか、関しては考え方が色々とあるようですね。
とは言うものの、多くのヴィーガン達の間で蜂蜜に関して、その養蜂方法が残虐的という事については考えが一致しているようですけど。。。
余計なお世話ですが。。。。
日本は魚を多く食す国民。。。この余波が、「日本最低」という事にならなければいいですが。。。
そして、「植物」などの「野菜」も生きてますよ〜。
これらを食する事は「倫理的」にどうなんでしょうね?
勝手に「野菜」と命名し、食しているのは、何を隠そう我々人類。そして、その生命を戴いている人類。
この主義に照らし合わせれば。。。。よくわかりませんが「野菜たち」も勝手にその「植物」「穀物」としての生命を「野菜ならいい」と判断されて刈られたり、掘られたりして食されているわけで。。。
本当にこれについては、このように質問をぶつけてみた場合、どう説明をするのでしょうか?
確かに、私個人としては、このヴィーガニズムの考えは賛同する部分も多くあるのですが、願わくば、動物性を食す人々を逆に「最低だ!」とヘイトしないで欲しいと思います。
今回の記事はいかがでしたか?
さて最後に、今日も大きく深呼吸してリラックスを!