文在寅大統領になってから、北朝鮮との会談の提案など、色々と動きがあります。
そもそも、文在寅大統領は南北統一を目指しているわけですから。
もちろん、G20にて北朝鮮問題でアメリカのトランプ大統領から「北朝鮮を抑えるように」など強い要望があり、温度差はあるものの一応、日本、アメリカ、韓国で北朝鮮問題は対応する事になりましたが。。。
さて、「ニュース女子」と言う番組で、西岡努氏がちょっと気になる事をおっしゃっていたので、紹介したいと思います。
なぜ、文在寅大統領は南北統一を目指すのか?
文在寅大統領のご両親は北朝鮮出身ですが、朝鮮戦争の時に共産党になる事を嫌い、南に逃げてきたとか。
詳しくは下の記事で書いてます。
保守系は叩かれる!!
文在寅大統領の経済政策はあり得ない数の公務員を一気に増やすなど、無理が多い事ばかりを打ち出しています。
そんな事では韓国経済は持たないでしょうから、同時に「財閥改革」もやると言っています。
ただ、そうなるとサムスンなどの大企業は韓国から出て行ってしまう可能性もあるなど、非常に難しく、簡単では無いといいます。
そこで、西岡努氏がおっしゃっていたのは次の通り。
いきなり財閥改革を推し進めるのではなく、まずは文在寅大統領が選挙に勝った要因である朴槿恵政権時代の不正・腐敗はもちろん、その前の李明博政権時代の事も調査し、「個人の犯罪」と言う事ではなく、「保守政権の犯罪」として再調査に着手するだろう。
その後に財閥改革をするだろう。
その際には、以下の様な事が同時に起きるかも?
- 保守系政治家叩き。
- 保守系言論者叩き。
怖い。。。文化大革命みたい。
ここでのポイントは西岡氏によると次の通り。
これは非常に大事なこと。
- 大事な事は、自由民主主義、法治の枠の中でやるかどうか。
- 本来は遡及立法はやってはいけない事。
- 検察を完全に支配下に置いて、政治警察にして、既に一度調査が終わっているものに関して、再調査をすると言う事は、一事不再理。
「遡及立法の禁止」とは、「法令の効力は、その法の施行以前に遡って適用されない」
ここで同じくゲスト出演していた岸博幸氏のツッコミが入ります。
そんな事をして、韓国国民は怒りませんか?
西岡氏の回答は。。。
いえ、韓国国民はむしろ盛り上がっている。
とにかく、以上の様な事でこれから文在寅大統領は、朴槿恵前大統領や李明博前大統領を含む「保守系の弾圧」ともとれる保守系叩きを始めるそうですから、私は次のような事を非常に懸念しています。
自分の身を案じた親日派の方々も「手の平」をかえしたように、日本に対して態度を変える恐れがある。
例えば、今まで慰安婦問題について強制連行は無かった。。。など日本に対して非常に有難い発言をされていた韓国の方々がもしかしたら発言を変えるかもしれないのです。
「卑怯だ!」と思うのも分かりますが、もし弾圧される事が本当なら人間どうなるかわかりません。
先日亡くなられた民主化運動家の劉暁波氏のような方もいますが、そんな簡単ではないです。
北朝鮮主導で南北統一になったらどうなるの?
西岡氏から衝撃の一言。
もし、北朝鮮主導で南北が統一されたら、多分、カンボジアのポルポト政権が出来た後のような、人口の15%〜20%が殺されるかも。
驚くべき発言の中身です。
ですから、本当に「保守系叩き」を甘く考えてはいけないと思います。
それに、もう既にジワジワと「保守系叩き」を始めていると私は感じています。
北朝鮮が韓国からのラブコールを最近「寝言」と行ったそうですが、それは青山繁晴氏が虎ノ門ニュース(2017年7月17日放送)で仰ってましたが、そう言う事を言えるだけ、本当は「仲が良い」と言う事らしいのです。
そして先日、朴槿恵政権時代の「慰安婦問題」をめぐる日韓合意に関する内容の「政府による違法な指示が記載された事項が含まれる」とした文書が発見されたと騒がれています。
そこで繰り返しますが、先ほど上記で書いたように、本当に日韓合意に関して再交渉を求めてくるかは不明ですが、あり得る話ですし、この時に日本側にとって有利な発言をしてくれていた当時を知る韓国の方々の発言が弾圧され、無かった事になる可能性があります。
いえ、日本にとって「不利な証言」に変わる可能性の方が高いでしょう。
近くて遠い国「韓国」。
とにかく拉致問題を抱えている日本からすれば、韓国の動きは非常に神経質に成らざるを得ません。
しかも、今度は「親北派」の大統領で、南北統一をかけてますから。。